ヨーロッパ直送・外資系ビジネスマン兼作家のブログ


by stevebrussels
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魔法のコトバ

かつて中国には纏足(てんそく)という習慣があった。
女児の足を幼いときに固定してしまい、大きくならないようにする。
当時の中国の男たちの倒錯したフェティシズム。悪しき習慣だった。
纏足は、もうずいぶん前に廃れてしまったが、
今でも「こころの纏足」をしているひとは多い。
もちろん、本人は、がんじがらめの自分には気づいていない。
気づいていても、気づかないふりをしている。

石橋を叩いていると、何となく安心する。
コツ、コツ、コツ。
コツ、コツ、コツ。
だから、多くのひとは石橋を叩き続ける。なかなか橋を渡らない。

石橋を叩くのはいい。
だが、叩きすぎると 渡り終える前に、橋を壊してしまう。
そして、一緒に自分も川の中に落ちて、おぼれてしまう。

石橋を叩くのはいい。
だが、考えてもどうしょうもないときは、叩くのを止めてしまおう。
叩かずに渡ってみる。とにかく前に一歩進んでみる。
そして、落ち着いたら、また叩いてみればいい。

コツ、コツ、コツ。
コツ、コツ、コツ。

考えても、考えても、考えても、答えが見つからないとき。
かんじがらめになったとき。
口にしてみる。
「まあ、いいか」 口に出して言ってみる。
「まあ、いいか」
もう一度。
「まあ、いいか」

何度か続けているうちに、楽になってくる。吹っ切れていく。
考えたって仕方がない。無理をしない。自分を責めない。追いつめない。
それよりも、とにかく一歩前に進んでみよう。
考えるのは、それからでも十分間に合うから。

「まあ、いいか」
どんなに辛い状況にあっても
前向きな自分を、橋の向こうに見つけることができる魔法の言葉である。

『ビジネスに効く英語の名言名句集』(研究社)
『ユダヤ人成功者たちに秘かに伝わる魔法のコトバ』(ソフトバンク)
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by stevebrussels | 2010-06-05 19:13