ヨーロッパ直送・外資系ビジネスマン兼作家のブログ


by stevebrussels
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理性を超えた国

ロシアは、理性では理解できない

       並の尺度では、はかりしれない

          独特の奥深さがある

       ただできるのは、ロシアを信じてみること

      <チュッチェフ、19世紀のロシアの詩人>

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これからフランクフルト経由で日本出張です。東京、大阪、名古屋と駆け足でまわるので、かなりきつい出張になりそうです。銀行主催のロシアセミナーで話しますが、その際、冒頭に使う予定の詩が、上記のものです。訳は、私なりに意訳しましたが、それにしても、理性では理解できないロシア。なんとも奥深い国です。
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by stevebrussels | 2007-02-17 23:09
In seeking wisdom,
the first step is silence;
the second,listening;
the third, remembering;
the fourth, practicing;
the fifth, teaching others.

Solomon Gabirol


知恵に近づくには、

まずは、沈黙し、

次に、相手の話に耳を傾け、

第三に、自分の中で咀嚼し、

第四に、実践にうつし

最後は、人に教えてみることだ。

ソロモン・ガビロール(スペイン生まれのユダヤ系詩人・哲学者)

拙著 『ユダヤ人成功者たちに秘かに伝わる魔法のコトバ』より

わたしが、モノを書くのも、この教えに沿って、
          少しでも「知」に近づきたいとおもうからである。
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by stevebrussels | 2007-02-10 17:55

時差のボディーブロー

今週はモスクワ出張だった。
日本のスキー場より寒い。マイナス20度。

ただ、今年は、最近まで、プラスの日もあり、去年の今頃がマイナス35度だったのと比べると、暖冬のようだ。

ところで、モスクワとわたしの住むブリュッセルの時差は2時間ある。この2時間が曲者で、ボディーブローのようにだんだんと効いてきて、一週間の出張が終わる頃には、身体が疲労困憊状況になる。

なぜか?

まず朝8時の会議というのは、ベルギー時間では朝6時である。これに出るためには、朝6時半に起きなければならない。これはベルギー時間では朝の4時半である。

ところが、夜は、付き合い等で遅くなり、しかも体内時計はベルギーのままなので、深夜12時をすぎてもへっちゃらである(まだベルギーでは夜の10時)。このため、結局就寝はロシア時間で2時ごろになる(ベルギーでは12時)。このため、身体がボロボロになるのである。

だが、ロシアは人を飽きさせない国である。
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by stevebrussels | 2007-02-10 17:42

ルーマニア

1年以上前からうちの会社のルーマニア事務所の社長と、さまざまな会合で会うたびに「いつも来るって言っときながら、全然来ないじゃないか」と言われてきた。つい先日も内部の会合で会ったときに、「まだか?」というので、もはや先延ばしはできないと腹をくくった。出張スケジュールを調整して、木曜の午後にブカレスト入りし、先ほど帰還。ブカレスト朝7時半発のフライトは実にきつかった(5時に起きたが、ベルギー時間では朝の4時である)。 ボロボロだ。。。

ルーマニアは国名でわかるように、ラテン系の国で、スラブ系の他の東欧諸国とは趣が異なる。まず、言語がイタリア語に非常に近い。国民性もやはりラテン気質である。ただ、食事は、どうもスラブの影響を受けているようだ。

うちの会社もルーマニア経済の波にのり、5年前はたしか150名程度だったのだが、現在は三拠点600名体制になり、7月には港町コンスタンツァに第四の拠点を置く予定だ。社内会議をこなした翌日は、ブカレストから約500キロ、飛行機で一時間ほどにある、クルージュ・ナポカという街を視察にいった。トランシルバニアという地域にあり、第一次大戦前はハンガリーだった町だ。近隣のイタリア人やドイツ人あるいは国外に住むルーマニア人(在外ルーマニア人は3万人)が、土地を買いまっているらしく、ルーマニアの不動産高騰を牽引しているようだ。今回は現地で唯一の日本人不動産業者として頑張っておられる日本男児、K氏にお世話になり、いろいろな人を紹介してもらった。

まず訪れたのは、8年前にフランスのソシエテ・ジェネラル銀行に買収されたBRDという国内第二位の銀行で、そこの幹部に話を聞いた。ハンガリー人とルーマニア人のハーフの役員がでてきて、1時間以上時間をさいて、ルーマニアの不動産状況を流暢な英語で説明してくれた。

・ 街の雰囲気は、一昔前のイタリアのアルプスよりやスイスのリゾートに似ているが、この街はれっきとした大学街である。人口30万人のうち10万人以上が学生で、毎年、2万人の新卒が世に出るようだ。その割には失業率は2%とのこと。むろん全員が就職するわけではなくアメリカやフランスなど海外に羽ばたいていくのだろうが、それにしても少ない数字だ。

・ 2006年の平均月額賃金は200ユーロで今年は250ユーロ。2010年には400ユーロに達するらしい(ただし、実際には、ブラックエコノミーが存在し、国民の可処分所得はこれほど低くない)。また、この地域の人の98%が持ち家をもっており(民主化したときに、国から貰い受けた)、それを担保にさらに投資用不動産を買い、賃貸収入やキャピタルゲインを得ている人が多いのだという。

・ 過去3年で毎年平均50%ずつ地価が上がってきたようで、今年の予想上昇率は35%である。このため、2005年からルーマニアの銀行でも個人向けの不動産ローンをはじめて、かなりの成功を収めているらしい(現在市場規模は50億レイ)。個人向け不動産ローンは国の規定で、毎月の返済額が月収の3分の1以下と決められており、期間は25-30年、利率はユーロ建て、費用込みで、実質10%(レイ建てでは、13%)。法人向けの事業ローンは、以前は5年が普通だったが、最近は長くなってきており、10年以上借りることもできるようになっている。

その後、Kさんの合気道の師匠(ルーマニア合気会・会長)で、建設会社社長のドリンさんの案内で、建設中のさまざまな物件をみせてもらい、最後に、彼とKさんでやっているルーマニア日本文化芸術センターでお茶をいただいた。Kさん、お世話になりました。

● クルージュ・ナポカについて→ http://tinyurl.com/2swlgd
● クルージュ県について→ http://tinyurl.com/2qb3sa
● Kさんのぶろぐ→ http://blogs.yahoo.co.jp/avancerom/MYBLOG/yblog.htmle0071926_2104184.jpg
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by stevebrussels | 2007-02-03 20:46