ヨーロッパ直送・外資系ビジネスマン兼作家のブログ


by stevebrussels
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表現者

◆ 今日は朝から『手紙』という映画を見た。この映画はユニークだ。犯罪被害者ではなく、「加害者の家族」という切り口から「罪をおかすこと」や「罪を償うこと」の本質的な意味を、実に淡々と探っていく。そういえば駆け出しの頃、戦略コンサルの友人から、「なぜ人を殺してはいけないのか、これを論理的に説明できるか?」と聞かれた。ロジックには少なからず自信があったのだが、言葉につまってしまった。この映画は、宗教とは異なる側面から、その問いに対する明快な答えを導いてくれる。その意味で、中高生には是非見てもらいたい。道徳の授業よりも、この映画を見せるほうが、はるかに効果的だろう。原作とは少し内容が異なるが、映画がお勧めだ。
◆ また、巧みな表現者が多数出演しているので、演技力の勉強にもなる。特に、山田孝之という人は、まだ25歳だというのに、実に見事に主役を演じきる。この人は、一見すると、ひ弱そうで、頼りがいのない風貌だが、心に傷を負った男を演じさせると、彼の右に出る者はいないのではないか、とさえ私はおもう。実に長けている。その意味で、ハリソンフォードに似ている、といったら褒めすぎだろうか。また、『白夜行』のような複雑で難しい役柄から、『電車男』のような軽いものまで、幅広い役柄を演じる力も20代の役者としては見事としかいいようがない。この人以外には、見目麗しい沢尻エリカが実に清潔感のある役を演じていて好感がもてる。また、脇役もベテラン俳優の杉浦直樹や吹越満らが見事にこなして、感動を誘う。最近、泣いていない人は、これを見ると、最後の30分で一気に泣き崩れるだろう。特に最後の10分の刑務所のシーンで服役囚の兄が、慰問にきた弟のコントを見ながら拝み続ける姿には心を打たれる(と同時に我々は日本人であることを、再認識させられる)。
◆ 犯罪を犯せば、本人だけでなく、大切な人たちにも罪を背負わせ、社会とのつながりを断ち切ってしまう。被害者やその家族だけでなく、加害者自身の家族や愛する人までも不幸にしてしまう。罪を犯すと、自分だけでなく、周囲の人間を社会とつなぐ糸までもズタズタに切り刻んでしまうのである。
人は、人と人のつながりの中でしか生きていけない
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# by stevebrussels | 2009-06-06 21:31

スコットランド

毎週金曜日の夜になると、燃え尽きてふらふらになる。知らないうちにいろいろ神経をつかっているのだろうか。この状態で強いお酒をかっくらうと、一気に生き返る。だが、今日はどうも気分がのらず、知人と食事をした後、そのまま家路につく。『手紙』という映画を見たかったのだが、その元気もなく、この曲を聴きながら、balvenieを飲む。「ウィスキーはちょっと」という人も、これはいけるのではないだろうか。休暇をとって、スコットランドに行きたいが、うちの会社の決算直前では叶わぬ夢である。e0071926_7135481.jpg
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# by stevebrussels | 2009-06-06 07:26

知ることは、変わること

不動産コンサル部門の研修会が郊外のホテルであり、終了後、”チームビルディング”でペイントボールというスポーツを経験した。せっかくだから、インド人の新入社員と写真をとる。e0071926_5295252.jpg
今回の企画が生まれた背景には、同僚の末っ子(高校生)の存在があった。彼がこの遊びにはまっているらしく、我々のインストラクターを務めてくれた。ついこの前まで子供だったと思っていたのに、頼もしい青年になっていた。「男子三日会わざれば、刮目(かつもく)して見るべし」という俚諺は正しい。ペイント銃はなかなか威力があり、場所によっては、あたると痛い。最後は、敵と味方なく、いわゆるバトルロイヤルになり、これが最も恐怖を感じた。近くにいた味方が笛と同時に敵になって弾を撃ってくる。最後は、至近距離で撃たれる寸前になり、大声で「降参」といってリタリアした。あと数秒手を挙げて降参ポーズをとるのが遅れたら撃たれていただろう。予想以上に心臓の鼓動が高まる。迷彩服を着ろ、と言われた瞬間は、日本でいうサバイバルゲームのような、一種おタク的な感じがして、どうも気分が乗らなかったが、いくつになっても、初体験というのは面白い。知った瞬間に、何かが変わるからだ。知ることは、変わること。
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# by stevebrussels | 2009-06-06 05:55

ビクトル・フランクル

「人生の意味は外部にある。 常に周囲の人、社会との関係の中で、人生の意味は生まれる。他人が人生の意味を考える手伝いをすること、それがあなたの ”人生の意味” である」
◆  『夜と霧』  全世界で600万部以上売れたホンモノのベストセラー。
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★ あなたが人生に失望しても、人生はあなたに失望していない。
あなたに対する期待を捨ててはいない。
あなたを必要とする何かが、あなたを必要としている誰かがどこかにいる。

その何かや誰かに対して、あなたは何ができるのか。
あなたが人生に何を求めるかではなく、人生があなたに何を求めているのか。

それを考えることこそ、人生の意味である。
どんなに辛いときにも、人生には意味がある。
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◆ あなたは、今のままでいい。あなたは、何もしなくてもかまわない。たとえあなたが何もしなくても、すでにあなたの人生には意味が与えられているのだから。
あなたが、生きる意味を見出せなくても、人生の方は、あなたに生きる意味を送りつづけているのだから。そしてそれは、逃げることも消えることもなく、ずっとそこにあるのだから。ずっとそこにあって、あなたに見つけてもらうのをいつまでも待っていてくれているのだから。

(ビクトル・フランクル:ユダヤ系精神分析学者)
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# by stevebrussels | 2009-05-30 22:31
 「男時(おどき)に 友は我を知り、女時(めどき)に 我は友を知る」
(ジョン・C・コリンズ)
In prosperity our friends know us; in adversity we know our friends.
(John Churton Collins)

◆ ちょっと堅い訳にしてみた。「男時・女時」という表現は 『風姿花伝』 にでてくるもので、いささか古めかしい響きをもつが、この英国の文芸評論家のコトバに格調をもたせるために、あえて訳語として充ててみた。名言の訳は、高度なテクニックが必要だ。人間誰にでも物事がうまくいくときと、そうでないときがある。「晴れの日の友」(fair-weather friends)という言葉に象徴される、男時(=うまくいっている時)に近づいてくる人たちの中には、女時(=逆境時)になるとサッと消え、見向きもしなくなる人も少なくない。しかし、人間は愚かな生き物である。周囲にもてはやされているうちに、不覚にも、真の友を蔑ろにする。その結果、晴れの日に 「雨の日の友」を失う。気づかないうちに、失うのだ。あなたには まだ 「雨の日の友」 はいますか?
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# by stevebrussels | 2009-05-24 00:22

満員御礼

今日は、この国をはじめ、多くのカトリックの国で祝日だ。
朝5時起きして、出張先(ワルシャワ)から戻る。すると、こんなメールが届いていた。
版元の編集者の人からである。読者の方、ご愛読ありがとうございます。
お陰様でロングセラーになったようです。ですが、次の本の原稿はあまり進んでいません。
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お陰様で 『人生を豊かにする英語の名言』 は 重版(5刷)を決定しました。
順調に版を進めております。定番図書の趣です。
ありがとうございます。

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「足るを知り、足るを喜ぶこと。
そして、できることから何かを始めてみる。
幸せに生きるためのコツを一言で言えば、
案外そんなふうにまとめることができるのかもしれない。」

(この本に収録したわたしのエッセーより抜粋)
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# by stevebrussels | 2009-05-21 18:54

故郷

このPVを見ていたら、わたしの故郷がでてきた。わたしが、この街を去ってから、すっかり様変わりしてしまった。ただ、この歌手は、ヒット曲をだしていた頃よりも、ずっと歌がうまくなった気がする。
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# by stevebrussels | 2009-05-11 07:52

気づき

ついにうちの体重計は、虚言症が悪化し、新種の統合失調症に罹ってしまったようだ。残念ながら、廃棄処分にした。しばらく、体重計をみることもないだろう。アディオス、アミーゴ。今日は、家人はテニスの試合で家にいない。その結果、娘を見ることになっていたが、近所のスペイン人とクロアチア人の子供が遊びに誘ってきたので、家の前で遊ばせておく。少なくとも自宅前の通りは安全だ。

これで一人きりになれる。爽快な気分になり、ギターを練習する。三浦和人の曲を練習する。練習するといっても、YouTubeで聞いて、適当にコードを予想して、作っていくだけだ。こう聞くと、ギターを知らない人はすごいとおもうかもしれないが、ほとんどの歌謡曲は、非常に単純なコード進行をベースにして作られているから、耳で聞いてすぐにギターで弾くことができるのだ。特に、来生たかおや竹内まりやなどは、ほとんどワンパターンである。この曲はマイナーでベルギーのカラオケ屋にはないだろう。ところで、ひとつの「気づき」があった。完全に忘れていたのだが、わたしはフォークが好きだったのだ。もはや、フォークなどという言葉さえ死後化しているのかもしれないが、これを聞いていると、日本人であることを再認識するからかもしれない。次は因幡晃杉本まさとでもやるか。演歌も嫌いではないが、フォークのほうがいい。そういうわけで、ひとり自宅でおたっきーのように、プエルとリコ産のギターで弾き語りを続ける。私に買われなかったら、このギターはカリブ海を離れずにサルサやメレンゲの歌い手のものとなり、決して日本のフォークと出会うことはなかっただろう。実に不思議なめぐり合わせだ。フォークや演歌には当然日本酒で、冷蔵庫にある萬寿を開けたくなるが、週末は肝休日なのでアイスティー(欧州では炭酸入りである)にする。明日からはモスクワ出張で、しばらくギターともお別れだ。そろそろ、次の本の原稿にも取りかからないといけない。
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# by stevebrussels | 2009-05-10 21:41
4月の半ばのイースター休暇でプエルトリコにいく。ニューヨークから4時間。北マリアナ諸島(サイパンなど)と同じく、アメリカの自治連邦区(コモンウェルス)だから、アメリカ本土からは国内線で飛ぶ。だが、島民の第一言語はスペイン語で、英語のできない住民も少なくない。ミュージカル(+映画)『ウェストサイド物語』の初演時は、プエルトリカンといえば、ニューヨークのラテン系の代名詞だったが、最近のNYは、ありとあらゆるスペイン語圏の坩堝と化しており、プエルトリコ系は、もはやマジョリティーではない。最近でいえば、リッキー・マーティンの故郷といったほうが、わかりやすいのだろうか。私は20数年前にこの島を訪れたのだが、今回たまたま安い航空券が取れたので再び訪れることにした。だが、そのときと比べると、街は完全にアメリカの田舎街になってしまい落胆した(わたしのスペイン語も錆ついて使いものにならず、さらに落ち込んだことも付け加えておく)。また、これは知っていたのだが、スペイン語で「豊かな(美しい)港」という名前の島なのに、港は決して美しくはなく、海岸も他のカリブの島と比較するとそれほどでもない。海の透明度なら、日本から近いサイパンやグアムのほうが数倍上だ。欧州から長時間をかけて旅するなら、もう少しお金をだして、他の島に行ったほうがよかっただろう。金を出し惜しむと、ろくなことにならない。唯一の収穫は、私の好きなカクテル(ピーニャ・コラーダ)がこの島原産ということを知ったことと 気に入ったギターとめぐり合えたことだろうか。結局、することがなく、ただ日光浴をし、大味のアメリカ料理(?)をたべ続け、わたしの体重計の虚言癖は、ますます悪化したようだ。そういう訳で、今日は久々にジムにいったが、結局、プールで浮遊しながら知人と1時間ほど雑談しただけで終わってしまった。
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# by stevebrussels | 2009-04-27 02:54

タオルの表現者

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# by stevebrussels | 2009-04-26 18:55

サルも木から。。。

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# by stevebrussels | 2009-04-26 08:24
昨年アイスランドの記事を日経ビジネスで2回書いたところ、1か月前に別の日経のサイトから執筆依頼があり、こんな記事を書きました。「金融危機のアイスランドで連立政権が崩壊、総選挙へ:氷の微笑の意図するところは」。ご笑覧ください。e0071926_8111121.jpg
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# by stevebrussels | 2009-04-24 15:07

指の筋肉の衰え

本を書いたり、様々な媒体で発信していると、古い知り合いから突然連絡をもらうことがある。すぐにこちらから電話をかけるようにしているが、長い年月の隔たりが一瞬のうちに氷解する人もあれば、意図せずぎこちない会話になってしまうケースもある。
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私自身は、一瞬でフラッシュバックできるのだが、相手が妙に恐縮してしまうケースや先生呼ばわりされると、「やはり年月は埋められないな」と感じ、会話は長く続かなくなる。そしてこちらから二度と電話をかけることもない。実際、後者のケースがこれまでほとんどだったのだが、先日は地元の幼馴染からの連絡で、年月を経ても、乱暴に呼び捨てで呼ばれるのが妙に心地よく、珍しく楽しい電話だった。彼にはフォークギターなど、いろいろな遊びを教わったので、いわば私の「遊び心」の師匠である。また、かなり綺麗な歌をつくっていたので、早熟な「表現者」でもあった。彼との電話に久々に大きな刺激をうけて、アメリカを旅行中に突然、ギターを買うことにした。チューニングの仕方も忘れてしまい、何度か試行錯誤して思い出す。コードを思い出そうとするのだが、Fなどは、左手が力んでしまい、もはやうまく音をだすことさえできない。右手も同じで、アルペジオがうまくできない。挙句の果てに、左手の指がつってしまう。これでも私は弾き語りの曲を作ったりしていたのだが、それも全て忘れてしまった。何とか思い出すべく奮闘しているが、三日坊主で終わるのだろうか。心も体も、そしてギターを弾く指の筋肉さえも衰えてしまったのか。。。うーむ。彼が仕事を休めるのかわからないが、この国までのチケットを送ってあげよう。
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# by stevebrussels | 2009-04-24 07:10

モスクワ

モスクワ出張から戻る。昨年初頭では絶頂を極め、夏ごろでもまだバブル饗宴の余韻をロシア人たちは楽しんでいたのだが、秋からロシアは転落の一途をたどっている。むろん、中長期的にみればロシアの成長は間違いないのだが、しばらくは波乱含みの展開となるだろう。

e0071926_2255048.jpg出張ではいつも免税店を見る時間はないのだが、 珍しく早くついたのでウイスキーを探しに行く。すると、MacallanのCask Strengthがあるではないか。早速、一本買う。ちなみに、英語がかなりできる日本人でもよく間違えるが、マッカランと前にアクセントを置いて発音するのは完全な間違いである。マカーラン (カーの音節にアクセントを置く)が正しい発音で、マッカランでは通じない可能性さえある(少なくともおかしな発音とおもわれるだろう)。同じく、マクドナルドも前にアクセントを置いてはいけない(ドの部分をダに近く発音しながらアクセントを置く)。それはさておき、早速家に戻ると一杯飲んでみる。こういう酒は、水で薄めてはいけない。日本ではなぜか水割りという、おそろしく薄めた酒を好むひとが多いが、そもそも度数40%のウイスキーはすでに水で薄めてあるのだ。だから、neatで(うすめずに)飲む。なお、このカスク・ストレングス(樽出し)には一切加水していない。シェリー樽で熟成し、そこから出てきたほやほやの酒である。アルコール度数は58.2%もある。鼻で匂いをかぐ。芳香なシェリーの香りがたまらない。このお酒にあう、チェーサーは水ではなく、この曲だろう。一流の表現者である。
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# by stevebrussels | 2009-04-05 02:50

☆次の本の予告☆

☆ お蔭様で、拙著 『人生を豊かにする英語の名言』 
は4刷を重ね、版元から添付の企画をいただいた。執筆の時間はまったくとれないが、
そろそろ始めないと間に合わないだろう。e0071926_413278.jpg
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仮題: ビジネスに効く名言名句小辞典
頁数: 四六判、300頁程度、並製(上製?)
定価: 1800円
刊行予定: 2010年1月?
内容: 『人生を豊かにする英語の名言』の拡大辞典版。解説部分は 半ページ程度にし、名言名句を数多く紹介する。洋の東西を問わない、 新旧を問わないという選び方をしたいが、ビジネスマンが「便利に」それ らを使える(=調べられる)ようにした辞典。単なる意味だけでなく、著者 森山氏のコメントが持ち味である。構成は、テーマ別で、「人生・運命・夢・ 幸福」「恋愛・結婚・友情・怒り」「お金の秘密」「変革・仕事・リスク管理」 「遊び心・笑い・ジョーク」「生涯教育・教育・子育て」「老若・自然・墓碑銘」 といった前著と同じような構成。キーワードや人物でも検索できる索引付き。 ビジネスマンが好むドラッカー、カーネギー、老子などといった人物の名言 がたくさん入っているといいかも知れない。管理職層が「箔」を付けるのに 便利な辞典にする。
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# by stevebrussels | 2009-03-28 22:30

表現者

◎ この表現者は、美と狂気と妖艶を絶妙にブレンドしながら、実に個性的な表情でバイオリンを奏でる。演奏テクニックではこの人より巧い人はいくらでもいる。だが、独自の表現ジャンルを無から築きあげた功績は大きいといえ るのではないだろうか。
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# by stevebrussels | 2009-03-28 19:02
ワルシャワから戻る。いろいろなことがあり、疲れる。疲れたときは、ウイスキーに限る。
ハイランドウイスキー。アバフェルディー。こういう時は、氷も水も、何もいれずにそのまま飲むのが一番美味い。ただし、チェーサーのかわりに音楽が欲しい。e0071926_1894759.jpg
アストル・ピアソラが一番効く。バンドネオンの名手。タンゴの革命児。
彼の名曲は多いが、その中でも私は「リベルタンゴ」という曲が好きだ。
寒い日に、私はいつもピアソラを聞く。今日はたまたま、天才チェリスト(ヨーヨーマー)が弾いているリベルタンゴを見つけたので聞いてみる。実にいい。

私は南米の国はほとんどすべて訪れているのだが、アルゼンチンは行っていない。いつか行きたいと思っているが、時間がとれない。行くならタンゴの学校に入って1か月ぐらい集中的にタンゴを習いたいと思っている。
ベルギー人相手ではヤル気がおきない。言い訳に過ぎないが、できることならアルゼンチン人と踊ってみたい。
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学生時代わたしはスペイン語を操っていた。もはや完全に錆付いてしまって使いものにならないが、数か月気合いをいれれば、元に戻す自信はある。だが、その気合いが入らない。同じように腕立て伏せも100回以上できたのに、今は10回もできない。元に戻す自信はある。だが、同じく、気合いが入らない。体も心もなまってしまっている。
正にアディオス(さよなら)だ。 

最後はピアソラ作品の中でおそらく最も有名な曲で締めたい。オブリビオン(忘却)この曲を聴いていると、遠い昔に置き忘れてしまったものを思い出す。
この日本人の少年は「表現者」だ。この若さでこの深い曲を、ここまで弾きこなすとは。人生の中で沈殿していく「おり」のようなものを、実に見事に表現している)
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# by stevebrussels | 2009-03-27 08:51

重症の虚言癖

知人から薦められたピラティスをやりにジムにいく。バランスボールの上に仰向けにのり、腹筋を伸ばす。以前は数か月に一度しかジムに足を運ばない、超優良会員だったが、ここのところ、前よりは行くようになった(と思う)。だが、実に不愉快なことがある。うちの体重計の虚言癖だ。いい加減にしたまえ、体重計君。冗談は顔だけにしてくれ。
e0071926_234453100.jpg  問題は、ジムの体重計にもうちの体重計の虚言癖がうつったことである。恐るべし伝染性虚言ウイルスか。。。  e0071926_011129.jpg
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# by stevebrussels | 2009-03-14 23:35
ハワイと南米チリのちょうど真ん中に絶海の孤島がある。イースター島。ポリネシア文化圏に属するが、国籍はチリである。10年ほど前、Directorへの昇進が決まり、(それまで休みゼロだったので自分への褒美もかねて)、欧州から最もアクセスの悪い目的地を選んで訪れた。その時、部族の踊りをみたのだが、観光客向けで、いまひとつ迫力にかけていた。

やはり最高なのは、鍛え抜かれたラガーマンの雄たけびだろう。その意味で、NZのラガーマンたちのHAKAに勝るものはない。ポリネシアの島にはどこにもこの種の踊りがあるようだが、これはマオリ族の踊り だという 。 「頑張って、頑張って」といっているのではなく、「カマテ カマテ」といっているらしいが、よく聞き取れない。
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# by stevebrussels | 2009-03-14 22:43

表現者4

◆ Andrea Bocelli アンドレア・ボチェリ イタリアの誇る全盲の天才歌手。少年の時のサッカーの事故で失明している。 「神の声」とよばれ、ヨーロッパでは知らない人はいない。私は知らなかったが、近所のイタリア人に勧められて聞いてみた。それも随分前のことだが、久々に聞いてもそのときと同じ感動が蘇る。公式サイト
  Bésame, bésame mucho Como si fuera esta noche La última vez
  Bésame, bésame mucho Que tengo miedo a perderte Perderte después
◆ ところで、わたしが一番好きなのは、 "Somos novios" 意外にアギレラと合う。
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ちなみに、これをメキシコのスーパースターが歌うとこうなる (ルイス・ミゲル
◆他には、 "Vivo por ella"もすてがたい(ボチェリのスペイン語とサンディーのポルトガル語が絶妙にブレンドする)。もっとも、母国語イタリア語バージョンもいい。
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# by stevebrussels | 2009-03-07 10:03

表現者3

★ "To where you are" 言葉を超えて伝わってくるものがある。天才というのは、こういう人をさすのだろう。ちなみに、歌詞の内容は、『千の風になって』(秋川雅史) や 『瞳をとじて』(平井堅)に似ている。

疲労がたまってくると、わたしはむしょうに歌いたくなる。ストレス解消に 癒し系のこの歌を歌いたいのだが、ブリュッセルのカラオケ屋にはこの曲がないので、Joshの代表曲の "You raise me up"を歌う。これも癒し系かもしれない。
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# by stevebrussels | 2009-03-07 09:18

モスクワ

モスクワ事務所でアルメニア系の同僚と打ち合わせ。ロシアもだいぶ暖かくなった。
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# by stevebrussels | 2009-03-07 07:39

◇◆◇ 表現者2◆◇◆

◆ 「表現者の端くれ」として、いや「表現者wannabe」(あすなろの人)として、一流の表現者の歌のシャワーを浴びる。歌詞を脳で感じる。膨大な量の活字をひたすら目で追いかける。そうやって刺激を受けていると、平凡なわたしの表現力も、いくばくかは重みを増してくる・・・ような気がする。ただ文章が巧かったり、歌唱力のある人を、わたしは 「表現者」 とは呼ばない。背負っているものが、自然ににじみ出てくるような表現力。聞き手や読み手に「生きる」とは何か、人生を考えさせるような、そんな表現をさりげなくつづける人、それがわたしにとっての「表現者」である。女性歌手では、この人だろうか。ヨーロッパの凍えるような寒さの日に、なぜか わたしはこの人の歌が聞きたくなる。e0071926_18271291.jpg
★ 柴田淳。 一流の表現者である。
『わたしの物語』
『少女』
『ため息』 
『今夜、君の声が聞きたい』
『君へ』
『片想い』
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# by stevebrussels | 2009-02-15 02:39

◇ 表現者 ◇

崖っぷちに立たされた「表現者」が、最後のチャンスを掴みとる瞬間というのは、何とも表現しがたい美しさがある。

木山裕策。 甲状腺癌に罹り、「治っても声を失うかもしれない」と医師に宣告される。奇跡的に手術は成功し、子供の頃から捨てきれなかった歌手になる夢を実現。40歳でメジャーデビュー。きっと歌が自分の「命」(めい)だということをひたすら信じ、人知れぬ努力と苦労を重ねてきたのだろう。それをある瞬間にグッと「運」が後押しする。運と命で運命。美しいカップリングだ。

わたし自身も、かつてどうにもならない八方塞に陥り、次がないところまで追い込まれたときがある。そこまでいくと、人間という生き物からは、不自然な力が完全にぬけてしまう。「やることは全てやった。後はやるだけ」という境地に達する。ある意味で、人間が一番力強く「生きる光」を放ち、輝く瞬間といえるかもしれない。

見る人に生きる勇気を与え、幸せとは何かを考えさせる、そんな表現者の歌をどうぞ。     
→ http://www.youtube.com/watch?v=6T5ODb2i4Fo&hl=ja
→ http://www.youtube.com/watch?v=3Z9QljMM3Rw
→ http://www.youtube.com/watch?v=fpbw8gusXQE
→ http://www.youtube.com/watch?v=TB2DSYKis2U
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# by stevebrussels | 2009-02-11 08:40
◎ 西表島で休暇中のビジネスマンが、浜辺で寝転んで 穏やかな大海原を眺めていた。すると、釣ったマグロを何匹か乗せた小船が突堤に着き、一人の漁師が船からでてきた。

「なかなか良い釣果だったようですね。釣るのにどのくらい時間がかかりましたか?」
「いやあ、そんなに時間はかかってませんよ」
「もっと時間を使って、もっとたくさんのマグロを釣らなかったのですか?」
「家族には、これだけあれば十分ですから」
「そうですか。ところで、一日をどうやって過ごしているんですか?」

「ゆっくり起きて、ちょっと釣りをして、子供たちと遊んで、昼食をとって、昼寝して、晩になると友達とお酒を飲みながら歌っています。楽しく充実した毎日をおくっていますよ」

「私は、多分あなたのお力になれそうです」 ビジネスマンは得意気にいった。
「私はハーバードのMBAをもってましてね。アドバイスしましょう。先ず、もっと釣りに時間を割く。もっと大きな船を買う。そして、もっとお金を稼ぐ。それから、何艘かの船を買う。そのうち、一隻の大型船を購入する。魚は中間業者に売らずに、加工業者に直接卸しましょう。最終的には、自分で缶詰加工工場を立てます。そうすると、商品、生産、販売をすべてコントロールできます。すると、この小さな島を出て、那覇に移れるでしょう。さらに、福岡、そして会社が大きくなれば大阪や東京にだって進出できるでしょう」

「すいません、でも、そこまで行くにはどのくらいの時間がかかるんですか?」
「10年。いや、20年ぐらいかかるかもしれませんね」
「それで、その後は、いったいどうなるんですか?」
「まさに ここからが、この計画の醍醐味なんです」 ビジネスマンは微笑んだ。
「タイミングが良ければ、会社を公開できます。すると、何億円も手に入ります」
「何億円もですか。。。で、その後はどうなるんですか?」

「そうですね、そうしたら引退して、田舎に帰れるでしょう。小さな海辺の村に住んで、ゆっくり起きて、ちょっと釣りをして、子供たちと遊んで、昼食をとって、昼寝して、毎晩、村に行って友達とお酒を飲みながら歌ったりできるようになります」
      More with More < More with Less    知足安分   知足者富
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# by stevebrussels | 2009-01-14 23:55

“脱米入欧”の年

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2009年への覚悟はいかが? コラム筆者が占います 【スティーブ・モリヤマ氏】
【投資/金融】 知られざる欧州の素顔 “脱米入欧”の年e0071926_18212043.jpg

人間は、しばしば「現象」と、その裏にひっそりと潜んでいる「問題」を混同する生き物である。
サブプライム問題について、「欧州のほうが米国よりも被害が大きい」という論調を見かけるが、腐った膿が、相対的に欧州で早く出たに過ぎない。本質的に米国発の問題であり、寄木細工のように重なり合う利害関係者たちの思惑に翻弄され全貌はいまだ霧の中にある。

2009年は、米国の被害状況がより明らかになる年である。当然、欧州も無傷では済まない。血みどろの膿はドクドクと出てくるだろう。しかし、中期的に考えると、グローバル・ネットワーク社会において、“拡大欧州”が担う役割は、日本にとって無視できないほど大きなものとなるだろう。その意味で、来年は、欧州とのより強固な関係構築を目標に、ポスト米国一極集中時代の針路を真剣に考えていかねばならない年となるだろう。“脱米入欧”元年となる2009年に、日本国の、日本企業のさらなる飛躍を期待したい。
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# by stevebrussels | 2009-01-08 08:34
クリスマス前のヨーロッパの町はどこも美しい。ブリュッセル中心部にあるグラン・プラスも毎年この季節を迎えると、音と光が作り出す幻想的な雰囲気に包まれる。
動画 
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# by stevebrussels | 2008-12-02 06:23
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◆1年以上毎週続けてきました日経ビジネスオンラインの『知られざる欧州の素顔』ですが、お蔭様で、最終回を迎えました。まだ続けてもよかったのですが、「もういいかな」と一度思ってしまうと、なかなか走り続けられません。早朝のジョギングと同じです。本業をつづけながら、毎週連載を続けるのは、かなりストイックな世界です。
◆ そういうわけで 第54回、すなわち最終回ですが
『アイルランド: EU拡大の光に眩惑される”ケルトの虎”』
となりました。よろしければ、ご笑覧ください。
バックナンバーもどうぞ。
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# by stevebrussels | 2008-11-22 23:32

ヘッジホッグ

庭でうちの犬が吼え続けている。何事かとおもい見に行くと、こんなものがいた。一瞬、大きな栗かとおもったが、よくみると、息をしている。ハリネズミだ。hedgehogと英語ではいうが、豚(hog)よりも可愛い顔をしている。犬におびえているので、犬を家に閉じ込め、ミルクをあげた。イギリスでは、ヘッジホッグをみつけると牛乳をあげる。既に犬の雄叫(おたけ)びにおびえているので、飲もうとはしない。 

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# by stevebrussels | 2008-11-22 17:55

拡大欧州

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◆ 私の次の本が出たようだ。 よろしくご笑覧ください。
→ 『拡大欧州の投資・税制ガイド』 (中央経済社) 
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# by stevebrussels | 2008-10-25 19:46