ヨーロッパ直送・外資系ビジネスマン兼作家のブログ


by stevebrussels
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出張のあいまのBBQ

英国バーミンガムに3泊し、今朝、モスクワから出張中のロシア人の同僚二人とブリュッセルに戻ってきた。

明日は日曜なので、朝はモスクワ駐在予定の部下にアテンドさせ、夜はわたしの家に呼んで、もてなすつもりだ。ロシア人は、意外と密着型の人間関係を重視するので、徹底的にやる必要がある。

というわけで、近所にあるベルギーの高級スーパーRobにいって、肉を2キロほど買ってきた。牛のサーロインを1キロ、ラムの骨付きを1キロ。これをわたしが明日庭で焼いて、出すという算段だ。ついでに、デザート用のケーキと、さらにお土産用にピエール・マルコリーニというベルギー産のなかなか美味なチョコの新作も買ってきた。わたしとしても、大事な部下を駐在させるので、彼のホスト国の幹部をもてなす必要があるのだ。

わたしは、肉は基本的には好きではない。しかし、自分の目で選んできた肉だけは好きだ。このため、肉の素材にはけしてケチらないし、妥協もしない。東京にいたころは、人形町の今半にいって買っていた。肉にこだわる連中があつまる老舗だ(江戸時代創業)。

当然、切り身などは邪道。塊で買ってくる。肉の塊に前日に、オリーブ油をかけて、さらに天日塩をまぶして、サランラップでぐるぐる巻きにする。そして、冷蔵後に保存しておくと、翌日の晩には、きわめてやわらかい肉になる。

翌日の月曜は朝は社内会議、午後はクライアント。火曜からは、キプロス島で、社内会議で、またまた土曜まで。NYからグローバルの社長もくるようなので、それなりに重要な会議なのだが、いかんせん疲れた。まだ、29度もあるようなので、なんとか途中で会議を抜け出してプールで泳ぎたいところだ。

その翌週は、また月曜だけブリュッセルで、火曜から今度はポーランド。

そして、その週末から二週間日本出張。その間に、サハリンまでいかなければならなかったのだが、それは延期した。

こうやっていろんな国を出張していると、娘がよく電話してくる。
「パパ、早く帰ってきて」・・・異国の地で電話の向こうの娘にそういわれると辛いものがある。
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# by stevebrussels | 2005-10-02 05:07

木の軍鶏

e0071926_83151.jpg先般、日本出張中、ひさしぶりに軍鶏(しゃも)を食べる機会があった。

軍鶏には特別な思い出がある。子供の頃、ひょんなことから軍鶏の有精卵を手に入れて孵化させたわたしは、軍鶏の雛の美しさに完全に心を奪われた。熱心に育てたのだが、急速に大きくなってしまい、ある日、学校から帰ると、軍鶏がいない。祖父が地方の家にもっていってしまったとのこと。

それ以来、行方不明である。euphemism(婉曲表現)というコトバは知らなかったが、直感的に「あいつはもうこの世にいないんだなぁ」と悲しんだことを、いまでも鮮明に覚えている。 

ところで、軍鶏というと、荘子に「木鶏」という話がある。

昔、中国で紀悄子という軍鶏使いが、王のために闘鶏を飼っていた。あるとき、彼は見事な軍鶏を手に入れ、王を喜ばせた。

十日ほど経った頃、王が「そろそろ闘わせてはどうか?」と聞くと、

紀悄子は
「いえいえ、まだ早いですな。空威張りしております。闘争心むき出しですからいけません」
と答えたそうな。

さらに十日ほどして
「どうだ、そろそろいいじゃろう」  と痺れを切らした王が訊いても、

「まだです。他の軍鶏の声や姿を見ただけで、いきり立つようではまだまだです」
ととりあわない。

さらに十日経っても、「まだです。目を吊り上げていきり立つようでは、本物ではございません」

それから、さらに十日経ったある日、王様が再度促すと

「もうそろそろいいでしょう。鳴くものありといえども、既に変ずるなし。
これを臨むに木鶏に似たり、その徳、全し」  と応えたそうな。

つまり、他の軍鶏が鳴いていても顔色ひとつ変えず、徳が充実した状態・・・まさに無為自然の境地に達し、あたかも木彫りの鶏のごとく泰然とした軍鶏に仕上がったという逸話である。

冒頭で述べたわたしの軍鶏は、木鶏になるチャンスさえ与えられなかった。
だが、あの軍鶏と出会えたお陰で、「木鶏」の話を知り、さらにその背後にある老荘思想を学ぶことで、曲がりなりにも、私の人生はいくばくかはらくになったのではないかとおもう。
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# by stevebrussels | 2005-10-02 01:19

モーレア島のイルカ

タヒチ(フレンチ・ポリネシア)のイルカは、ラグーンで飼われていて、日本の水族館のイルカより幸せそう
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# by stevebrussels | 2005-09-11 21:02

佐多宗二商店

焼酎好きの間では、有名な佐多宗二商店(鹿児島県)の「角玉梅酒」(限定版)を手にいれた。

ヨーロッパではなかなか入手困難な代物で、手に入れてからしばらく飲まずにおいておいたが、ついに開けることにした。梅酒とはいえ、なかなか渋い味。

以前、ANAの機内で購入した 『刀』 という焼酎も美味かった。

今度、日本に訪れるときは、週末を利用して鹿児島を訪れてみたい。
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# by stevebrussels | 2005-09-11 20:59
フランダース地方のZemstという町にある、かつてポール・ルーベンスの私邸だった14世紀の城にいってきた。 うちの会社のFamily Dayということで、社員の家族をもてなす催しだ。

サーカス団を一日レンタルして、純ヨーロッパ的な庭にラクダやら象やらを歩きまわらせたので、そのコントラストがなかなか面白かった。わたしは娘とともに象の背中に乗って庭をゆらゆらと見てまわったが、見晴らしがよく、最高だった。

夜はアルゼンチン人の芸人のショーを見ながら、BBQで、うちの家族も満足していたようだ。わたしも同僚たちと酒を飲みながら、たまった疲れを癒すことができた。
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# by stevebrussels | 2005-09-11 19:56